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第18話 和食離れが及ぼすデメリット

前回の復習です!

1人当たりの1年間における米の消費量の減少と、肉の消費量の増加は以下のようになっていました。

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戦後から約60年間で米の消費量は半分に減少、肉は6倍に増加しています。

ごはんを中心とした和食の文化が衰退してきていることを少し感じて頂けたかと思います。

 

では、伝統的な和食が衰退することで、私たちにどんな影響があるのでしょうか?

 

和食離れが及ぼすデメリット①

”野菜不足による便秘やお肌のトラブル”

突然ですが、
一日に摂るべき野菜の量はどれくらいかご存じでしょうか?


厚生労働省では、
健康増進の観点 から1日350g以上の野菜を食べることを目標に掲げています。

見た目だとこんな感じです!

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野菜、足りていそうですか?

 

和食離れが進むにつれ、
野菜の摂取量も同時に減少傾向で推移しています。
特に20〜40代の不足が目立ちます。

 

野菜不足はビタミンやミネラル、食物繊維の不足に繋がり、
便秘を引き起こす原因となります。
さらに便秘になると、ニキビ・肌荒れ・くすみなどのお肌のトラブルが起こりがちです。

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なぜ便秘になるとお肌のトラブルに繋がるのか?

その理由は大きく分けて2つあると言われています。

 

ひとつ目の理由は、

溜まった腸の中の有害物質が、毛穴などから放出されるからです。

何日も便をため込むと腸の中で便の腐敗が進み、悪玉菌が大量に増え有害物質が発生します。

お肌のすぐ下には、毛細血管が張り巡らされています。

腸にため込まれた有害物質は腸壁を通り毛細血管に入り、毛穴などから体外へ放出されます。
この有害物質を毛穴から体外へ放出するプロセスを通して、お肌の状態が悪くなっていくと言われています。

 

もうひとつは、自立神経の働きが悪くなるからです。

自立神経は新陳代謝を活発にする役割を担っています。

この働きが弱くなれば当然免疫力も落ち、荒れた肌を元に戻すことが難しくなります。

 

 

和食離れが及ぼすデメリット②

”脂質摂取量の増加による肥満のリスク拡大”

和食に比べ、洋食のメニューでは、
肉や乳製品などが多く、脂質の摂取量が増加する傾向があります。

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脂質の摂りすぎにより、エネルギーが過剰になると、
体に蓄積され、肥満のリスクを高めてしまいます。


肥満になると、生活習慣病のリスクも一気に上がりますので、食事のバランスに気をつけたいですね。

 

 

読者の皆様、いかがだったでしょうか。


和食離れが進むと同時に起きたデメリットは、
これだけではありませんが、


偏った食生活をしていると、
たくさんのリスクが私たちの健康を脅かしてしまう可能性があることがお分かりいただけたのではないでしょうか?

 

 

次回は、”和食のパワー”についてお伝え致します!!!!

お楽しみに~

 

参考文献:農林水産省「野菜の消費をめぐる状況について」