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第17話 現代人の食生活の変化

突然ですが皆さんは、日本伝統の”一汁三菜”な食生活を送れていますか?

イメージはこんな感じです。

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「主食」であるごはん(炭水化物)を中心に、肉・魚・大豆製品などの「主菜」、

海藻や根菜、きのこ、豆類などの「副菜」をプラスする食事が栄養バランスを取りやすい理想的な和食のスタイルです。

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そうですよね。日々忙しい私たちにはなかなか難しいところがあります。

 

私たちの食生活は戦後から大きく変わりました。

とくに1960年ごろの高度経済成長期に差し掛かり、パン食中心のものに変化していきました。主食でパン食が増えたということは、米の消費量も変わったということです。

では、そもそも「米」の消費量はどのくらい減っているのかご存じですか?

 

以下がそれを表したグラフです。

米の消費量は、昭和35年に比べて半分以下に減っています。

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参考文書:農林水産省「米をめぐる状況について」平成27年3月

 

さらに注目すべき食材は「肉」!!

昭和35年から比べると約6倍まで消費量が増えています。

昭和37年からの米の減少と相反するデータから、和食の衰退と何か関係があるのではないかと推測できます。

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そして肉類の増加に伴い、油分の消費量も顕著に上がっています。

 

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これを見ていただいてもわかるように、

米を中心とした日本伝統の食生活が衰退していることを少し感じて頂けるかと思います。

では実際に、これらの食生活の変化が私たちにもたらす影響について迫っていきましょう!

 

次回 第18話

和食離れが進むと、私たちの体にどんな影響があるの?

へつづく!

 

 

 

 

*グラフの消費量の単位:㎏(キログラム)